元文4年(1739年)に創建された、臨済宗永源寺派の寺院です。大智寺の末寺の寺号を譲り受け、摂津の瑞岩山、当地の北隣の万年寺など4つの寺を併合し、「鳳翔山新徳寺」として建立されたのが始まりとされています。
本堂では新選組の前身とされる「浪士組」のリーダー・清河八郎が上洛した浪士たちを集めて大演説を行ったとされ、新徳寺はしばしば新選組最初の大舞台の場として取り上げられます。演説の結果議論は物別れに終わって、清河に反発した近藤勇らが新たに新選組を立ち上げるきっかけとなりました。
現在内部の拝観は出来ませんが、新選組ファンの方にはおすすめのスポットです。